日々の生活の中のあれやこれやの出来事や楽しみの記録

梅干作り


 5,6年前に春の植木市で買って、庭の片隅に植えた梅の木が、今年初めて収穫できるほどの実をつけた。
 まだ若木なので実は少々小振りだが二升程とれたので「梅干」を作ってみることにした。
 作り方は義姉に訊いてその作り方でやることにした。

  1.梅の実を水で良く洗い一晩水に漬けておく。
  2.翌日水気を切って、梅の実山盛り一升に塩八勺の割で塩漬けにする。
   少し重石をすると水上りが早い。(一週間以内で上がる)
  3.水が上がったら、「梅酢」は別に取っておき、梅は天気の良い日に天日に干す。
  4.紫蘇の葉を塩で揉む。一回目の揉んだ汁は捨てる。
   二回目に青梅を漬けて別に取っておいた「梅酢」で揉み、
   出てくる赤い汁と残っている梅酢があったら一緒に混ぜて、干しあがった梅と揉んだ紫蘇を交互に
   重ねて漬け込む。重石はしない。
  5.漬け込んだ梅は天日に干す。干すと紫蘇と梅干しの赤みが増してくる

6月19日

一晩水に漬けた梅を笊にあげ塩漬けにする


 青梅を塩漬けにして出てきた梅酢(梅が少なかったので梅酢も少なすぎた。
  季節には市販の梅酢があるので買い足すとよい)

 6月26日
  塩漬けした梅を樽から出して天日干し開始

 7月9日
  梅雨晴れの天日に3日間干し、干しあがった塩漬けの梅

 買ってきた紫蘇、一束98円、五束分490円。

 紫蘇の葉を摘み取り、塩揉みする前の状態

 梅酢で揉んだ紫蘇の葉

 7月11日
  紫蘇の葉を梅酢で揉んで出てきた赤い汁と残った梅酢で、干し上がった梅を漬け込んだところ

 7月13日
  漬け込んだ梅を更に3日間天日に干し出来上がり。

  (少し紫蘇と梅酢が足りなかったようだが味は上々)


ブルーベリージャム作り


 平成20年7月、今年は庭先のブルーベリーが沢山実ったので、初めてブルーベリージャム作りに挑戦した

ブルーベリーの実を良く洗い鍋に入れてグラニュー糖を加え、しばらく置くと水分が出るので、水は加えない    でそのまま煮る

 煮詰まってジャムの出来上がり、水を加えなかったので少し硬かったかな?
  ブルーベリーの実を潰した方が良かったかな?

 ビン詰めにして6個のジャムが出来た
  少し硬めだが味が濃くて美味しいジャムだ、次に作るときはもう少し改善してみよう



干柿作り


10月末から11月中旬ころになるといつも道端の果物売小屋で渋柿を売っている。
子供のころ、祖母と一緒に渋柿の皮をむいて藁縄に吊るし、
乾燥室の二階の外壁に竹竿を下げて干し、沢山の干し柿を作った。
子供のこと、柔らかくなるのを待ちかねて何回も触ってみては、まだ芯に少し渋味が残るのを
美味しくなったと言っては食べ始めたことを思い出す。


そんなことで、売り場の渋柿をみると干し柿を作りたくなる。

最初に作った時は、きれいに干しあがったのに、あまり食べないでいつまでも干したままにしていたら
カチカチに硬くなって食べられなくなってしまった。
子供のころの経験で、美味しい干し柿が硬くなるまで残っているなんて思いもしなかった。
適当な時期に保存を行わなかった為の失敗で、勿体ない事をしたものだ。


二回目に作った時は、硬くなる前に食べなければと思って、出来上がった時にたて続けに沢山食べたら、
飽きてしまった。これも失敗。


従って三回目は作る数を少なくして、美味しいうちに食べてしまった。美味しかっただけに少しもの足りない感じだった。


今年は四回目、少したくさん作って、保存してみることにした。
インターネットで見つけた推奨の保存方法は、ジップロックの中にキッチンペーパーを敷き、その内側にオーブンペーパーを敷いて、干し柿を詰めて冷凍しておくというもの。上手くいくかどうか試してみよう。


100個ほどの出来上がった干し柿、袋に詰める前、生り口と蔕を切り取とったもの


阿蘇高菜漬け作り


2010年3月5日
春先の阿蘇の風物に「高菜漬け」がある。
寒い冬を小さな苗のままじっと耐えていた高菜が、春先気温が少し上昇し始めるといっせいに伸び始める。
花をつける寸前の柔らかい高菜を摘み取り[高菜漬け」にする。
二、三日で食べられるようになるそうだ。


今日は熊本シニアネット(KSN)の「高菜摘み」のイベントに参加して「高菜漬け作り」に挑戦した。
昨年よりKSNの釣りクラブが阿蘇の農家に依頼して植えてもらっていた高菜を畑で摘み取り、
現場で地元の方から漬け方を教わり家で漬けこんだ。

摘み取る状態に育った高菜

畑で高菜の漬け方を地元のお母さんに教わる

家で塩もみのために小分けし輪ゴムで縛る

高菜の重さに対して塩の量は4パーセント程度

摘み取り風景

漬ける前の塩揉みのやり方も実際に教わる

塩もみ開始

揉んだ束をビニール袋を敷いた樽に漬けこむ


重石を載せて二三日で出来上がり。最初重石は重いほど良い。水がたっぷり上がり食べられるようになったら
水を捨てて漬けなおす。その時に甘辛の調整や、好みで唐辛子や昆布などを入れるとよいそうだ。

三日たったので7日に試食してみたら大変美味しかった。シャキッとして柔らかで高菜独特のピリッとした辛さもあり大成功。8日朝漬けなおし(二度漬け)を行う。樽の漬け汁を捨て、高菜を樽から取り出す。
試食が少し甘めだったので、塩を少々足して唐辛子を入れ漬けなおす。


二度漬け完了。再度重石は重め。
水が上がったら、水の量が押し蓋に被る程度で止めるように重石を減らしてゆく。
漬けもの樽の蓋はしなくてよい。気になればホームセンターで売っているゴムつきの袋をかぶせてもよい。
新しいうちは生食が一番良い。漬け上がったと思ったら小量ずつ小分けして冷蔵庫に保管、
量が多い時には冷凍保存すればよい。