私の釣りは子供の頃川での小鮒釣りから始まった。
大人になって海釣を始め、四十歳から始めた渓流釣りには一番のめり込んだ



渓流釣り

 

最初に渓流釣りに行ったのは大阪にいたとき奈良県の大台ケ原である。
三月の解禁を待って、大阪を夜中の二時頃出発、奈良で私に渓流釣りなるものを手ほどきしてくれるベテランの釣師と待ち合わせ、川に夜が白々と明ける頃到着、まだ渓流は寒さの厳しい中、アマゴ釣りの初歩を教わった。
仕掛け、釣り方、餌、雨の日の注意事項など親切に教わりながら、それでも結構釣れたので
これが渓流釣りにのめり込む糸口となった。
大阪での奈良通いは二年ほどで終わり、東京に帰ってからは、群馬県の上野村や山梨県の大月が
私の渓流釣りの本拠地であった。
千葉の我孫子に住んでいたので、どちらの釣り場へ行くにも片道3~4時間以上かかった。
金曜日の夜中に出かけ、土、日に釣りをして日曜日の夕方家に帰るというのがだいたいのパターンで、
シーズン中(3月中旬~9月末)は一月に2~3回出かけていた。

木郷滝自然つりセンター

 

10月4日、高森の木郷川上流の渓流釣りセンターに出かけた。
自然の渓流を利用した釣り場で、足場も良く釣りやすいので時々行っている。
釣りの面白みは、自分なりに、場所を探し、餌を工夫し、魚と知恵比べをして釣り上げてこそ
醍醐味を感じるのだが、歳をとって足元がおぼつかなくなってきたので、釣りセンター行きも
やむを得なくなった。ただここは自然の渓流をそのまま利用して釣り場にしているので渓流釣りの
気分は味わえる。4時間で3,700円は安くはないがよく釣れる。ただ今日は日曜日だったので
家族連れなどで人が多く釣りずらかった。今度から休日は避けよう。
今日の釣果、イワナ、ヤマメ、ニジマス合わせて24匹なり。


蛸釣り


2010年7月25日、天草本渡港より船で蛸釣りに出る。
船頭が用意した擬餌の仕掛けを、5-10メートル程の浅い海底に沈め、軽く小さくゆっくり動かしながら、蛸が乗ったところを合わせ釣りあげる。
「蛸の乗り」は錘が少し重くなったと感じる瞬間だが、はっきり分かる時と、

なかなかわかりずらい時がありなれないと難しい。又乗った時は一度強く合わせないと途中で外れることがある。
又蛸釣りは釣果は乗船者全員で公平に山分け方式なのも面白い。自分の釣果より多い時は特に。

帰りに蛸の捌き方と茹で方を教わった。


 1.蛸の頭をひっくり返し中の内臓を出す(何処までが腹か分かりずらい)
 2.水洗い
 3.冷凍(何時間?)冷凍すると身が柔らかく茹であがるとのこと
 4.解凍
 5.塩でヌメリを取り
 6.沸騰したお湯で8分茹でる
 7.茹で上げ際に塩を入れる


 翌日、茹で方の通りに茹でた蛸